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東平尾公園内大谷広場の管理運営業務を開始 大阪の大和リースなど6社
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週刊経済2025年5月7・14日発行号
事業期間は20年間
大和リース㈱(大阪市中央区、北哲弥社長)を代表とする企業グループ6社は、4月1日から福岡市博多区の東平尾公園(大谷広場)の管理運営業務を始めた。
同公園は1976年開園で、陸上競技場やサッカースタジアム、テニス場などの大規模なスポーツ施設を有する総合公園。公園内の大谷広場は子どもの遊び場として草スキー場、ローラー滑り台、アスレチックなど多数の遊具を設置している。面積は約86・3ha(うち大谷広場3・1ha)。駐車場は第一駐車場67台、第二駐車場110台の計177台。駐輪台数10台。事業者は同社のほか、㈱エスティ環境設計研究所(福岡市博多区須崎町、澁江章子社長)、木下緑化建設㈱(同市南区長丘3丁目、木下浩市社長)、㈱才田組(朝倉市下渕、才田善之社長)、㈱コトブキ(東京都港区、深澤幸郎社長)、タリーズコーヒージャパン㈱(同新宿区、小林義雄社長)。みんなの遊びの広場にインクルーシブ遊具(年齢や性別、障害の有無などにかかわらず、さまざまな個性や感性を持った人々が一緒に遊べるように設計された遊具)の設置や、草スキーの大小2面改修などを実施。また、テナントとしてタリーズコーヒーがオープンした。今後はローラー滑り台の改修や展望デッキの新設を予定しており、来春の全エリア利用開始を目指す。
同社では「『Play with~みんなが遊ぶ、みんなで遊ぶ公園~』をコンセプトに、Park-PFI(公募設置管理制度)事業として、民間のアイデアとノウハウを生かし、利便性の向上を図るとともに子どもの遊び場を再整備した」と話している。