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東区香椎に戸建分譲用地約2・2万㎡を開発 OKAMURA HD


93区画を造成

不動産デベロッパー向けの土地・建物仕入れ販売を展開する㈱OKAMURA HOLDINGS(福岡市中央区白金1丁目、岡村恭資社長)は同市東区大字香椎字蟹が浦などに戸建て用分譲用地約2万2000㎡・93区画を開発する。
2017年4月に土地を取得し、開発準備・調整を進めていたもので、同社の開発案件では最大規模。場所は香椎3丁目の東福岡テニスコート西側、宮の台中央公園北側一帯。今夏をめどに造成を開始。現在は最高で海抜約60mの高さがある森林だが、切り開いて約40mの高さに造成する。一区画当たりの敷地面積は約165~約178㎡。敷地内には約6メートル幅の道路を整備する。周辺は住宅街で博多バイパスまで車で5分の好立地。ハウスメーカー2社に販売する予定で、引き渡しは2021年5月ごろになる見通し。
「開発用地に隣接する避難所に指定されている宮の台中央公園の高さも地元民の陳情によって低く造成し、避難しやすい環境を整える」と話している。
同社の親会社㈱OKAMURAは2012年2月設立。同社は2016年12月に㈱OKAMURAの子会社として設立。不動産の所有、売買、管理、運用、賃貸及び仲介、土地の造成および分譲を担う。資本金9000万円。従業員2人。

2019年4月23日発行