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東区八田1丁目に緩和ケア併設の新病院を開院   福岡医療団   千鳥橋病院の分院として


 社団法人福岡医療団千鳥橋病院(福岡市博多区千代五丁目、鮫島博人院長)は十月一日、同市東区八田一丁目に新病院「たたらリハビリテーション病院」を開院した。
 これは、千鳥橋病院旧館の老朽化にともない、二百十三床の病床とリハビリテーションおよび療養型の医療機能を分離させ開院したもので、鉄筋コンクリート造りの七階建て、延べ床面積は一万千二百十二平方メートル。一階は受付、デイサービス、歯科、二階は売店、理美容室、リハビリテーションセンター、三階から六階は病室で、各四十八床ずつ、七階は緩和ケア病棟(二十一床)。スタッフ数は約百七十名で、診療科目は、内科、外科、リハビリテーション科、歯科、矯正歯科、小児歯科、口腔外科。千鳥橋病院旧館の今後の利用方法については、検討中。

 同敷地内に特別養護老人ホームを開設

 また、同法人が母体となって設立した「ちどり福祉会」は十月十六日、特別養護老人ホーム「いきいき八田」を同敷地内に開設した。
 鉄筋コンクリート造りの三階建て、延べ床面積は四千三百三十九平方メートル。一階はデイサービス、多目的スペース、ユニット(八床)、二・三階は 病室(計七十三床)、スタッフ数は約六十人。同法人では「病院を二つに分けたことで、ネットワークの強化に努め、医療から福祉・介護までトータルに提供出来る病院を目指す」と話している。
 同法人は、一九六三年設立、一九六八年、千鳥橋病院を開設 。

2003.11.11 発行 週刊経済より