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東京銀座に新たな旗艦店 久原本家


週刊経済2025年12月10日発行号

建築家の隈研吾氏が店舗設計

 だし・調味料を中心とした総合食品メーカーの久原本家グループで和風調味料販売の㈱久原本家(糟屋郡久山町、河邉哲司社長)は11月21日、東京都中央区銀座3丁目に「東京銀座 茅乃舎」をオープンした。

 首都圏における新た旗艦店として出店したもので、選び抜いた素材から生まれる「だし」の奥深い世界を丁寧に案内し、その魅力を体験できるのが特徴。場所は銀座ガス灯通り沿い、銀座文祥堂ビルの隣。店舗面積は1階、2階ともに約100㎡。店舗設計は世界的な建築家の隈研吾氏。茅葺き屋根を想起させる杉格子の庇(ひさし)を重ねた温かみのある外観で、同社では「銀座の街並みに新たな息吹をもたらす」としている。「茅乃舎だし」を中心とした各種だしシリーズやフリーズドライの味噌汁、御飯の素など茅乃舎ブランドの主要商品のほか、銀座店ならではの上質な贈答品も揃えている。また、2階では試食体験コーナーも設けた。営業時間は午前11時から午後8時。