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東京都渋谷区渋谷3丁目にサテライトオフィス 野口直樹建築設計事務所


支店開設を視野に

幼児施設のデザインに特化した㈱野口直樹建築設計事務所(福岡市中央区天神2丁目、野口直樹社長)は11月6日、東京都渋谷区渋谷3丁目にサテライトオフィスを開設した。
九州・山口を中心にこれまで約90件の設計を受注していたが本社の人員が整い、近年増加している関東や関西、東北などの問い合わせに対応していくため開設したもの。場所は渋谷駅東口側の渋谷3丁目スクエアビル2階のオフィスの一角。今後は関東を中心に九州・山口以外の受注割合を50%まで引き上げていき、3年後をめどに支店を構える計画。案件増加に伴い現地採用なども視野に入れていき、いずれは5人のスタッフを常駐させ、関東だけでなく関西、中京、東北からの依頼も積極的に受注していく方針。
野口社長は「オフィスを構えることによって、本州のお客さんに身近に感じてもらいたい。これからもブランド力を高めていく」と話している。
同社は2012年8月設立。資本金300万円。従業員数は5人。手がけた建築設計のうち8割が幼稚園や保育園などの幼児施設。今年8月、設計した保育園2園で「第13回キッズデザイン賞」子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門を初受賞した。19年3月期の売上高は前期比86%増の1億3000万円。
野口社長は佐賀県出身。1979年9月7日生まれの40歳。福岡大学工学部卒。趣味はキャンプ。

2019年12月10日発行