東京都渋谷区に揚げサンド専門店　ＡＮＣＨＯＲ

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週刊経済2025年7月9日発行号

月商目標は２千万円

美容室・飲食店運営の㈱ＡＮＣＨＯＲ（嘉麻市飯田、中嶋公治会長）は７月１２日、東京都渋谷区神宮前２丁目に揚げサンド専門店をオープンする。都内３店舗目。

欧米人向けの事業展開に力を注ぐ中で、新たな客層獲得を図る目的。場所は国立競技場南西側。㈱グラム（東京都渋谷区、勢馬一正社長）が運営する宿泊型コンセプト施設「Ｑ-ＲＯＯＭＳ．ＨＡＲＡＪＵＫＵ」内にコラボレーション店舗として開業する。店舗名は「Ａｇｅ．３×Ｑ（Ａｇｅ．３ ＨＡＲＡＪＵＫＵ）」。店舗面積は約３３㎡。原宿店限定の揚げサンドメニューとして「ドレスクレープ」（税込み１１００円）を３種販売し、グッズも取り扱う。月商目標は２千万円。営業時間午前１１時～午後７時を予定している。

中嶋社長は「国内店舗はそれぞれ異なる目的を設定している。銀座店が揚げサンドのブランディングを進める店舗である一方、原宿店はエリア的にもトレンド発信の場として運営していく。メインターゲットのインバウンドが日本滞在期間中に複数店舗周りたいと思えるよう、飽きない工夫を意識している」と話している。

同社は２０１６年１１月設立。資本金８４０万円。揚げサンドは揚げた食パンにホイップクリームやフルーツ、総菜などを挟んだオリジナルの商品。運営する揚げサンド専門店は国内４店舗、国外３店舗。今月はフィリピンの首都マニラでの出店も控えている。