NEWS

  • 地域

東京都のソフト開発会社を買収   JIMOS   ECサイト構築などの機能強化図り


 通信販売の株式会社JIMOS(福岡市中央区天神1丁目、小村富士夫社長)は12月5日、東京都のソフト開発会社・株式会社コマースニジュウイチを買収した。
 これは事業の機能強化の一環で、11月28日開催の取締役会で決定した。同社は、折り込みチラシ、新聞広告、ダイレクトメールなどの紙媒体を中心とした販促手法に加え、ウェブやモバイルなどを活用したマーケティング手法にも取り組んでいる。さらに通信販売のソリューションを他企業に提供する「DMS事業」においても、EC市場の拡大に伴なってインターネットを活用したソリューションの拡充が必要となることから、ECサイト構築やソフト開発、システム構築力などにノウハウをソフト会社を買収したもの。
 今回の買収では、株式会社コマースニジュウイチの発行済み株式の57.9%を譲渡金額約1億円でインキュベイトキャピタルパートナーズ投資事業組合から取得。さらに第三者割当増資の3,000万円・6万7,874株を引き受ける予定。
 コマースニジュウイチは1999年12月設立、資本金は7億5,000万円、04年12月期売上高は1億7,300万円、従業員数は7人。
 同社は1998年9月設立、資本金は11億7,625万円、従業員数は151人。連結関連子会社に株式会社ドクターズバイオ研究所、株式会社アウトレットプラザがある。
 小村社長は鹿児島市出身。1964年8月16日生まれの41歳。趣味は読書。