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東京のクラウドサービス会社と業務提携 アダル


週刊経済2021年1月19日発行

ニューノーマル対応のオフィス家具監修

業務用家具製造販売の㈱アダル(福岡市博多区金の隈3丁目、武野龍社長)は12月18日、クラウドサービス企画開発の㈱PHONE APPLI(フォンアプリ:東京都港区、石原洋介社長)と業務提携し、ニューノーマルに対応したオフィス家具を監修、製造を始める。
PHONE APPLIは、ウェブ電話帳クラウドサービスを主軸に展開。2018年にオフィス「CaMP」を開設し、オフィスにキャンプ仕様のテントや椅子、机などを配置するなど新たな空間での働き方を創出してきた。これまでにバーチャルオフィスツアーなどで2500社5千人が訪問。その実績をもとに、昨年12月からオフィスコンサルティングサービスを開始し、アダルはニューノーマル対応のオフィス家具を監修する。第一弾として、セミオーダーシステムのオリジナル会議テーブルを企画製造。ビデオ会議の際、カメラの画角に関わらず参加者の顔が重なりにくい台形レイアウトを採用し、側面には電源を複数配置した木目調のデザインに仕上げ、自然な空間を演出する。同社では「今後のオフィス家具は、より柔軟な空間に適合しIT活用との親和性が必要になる。ニューノーマル時代にあったITワークプレイス用家具を製作し、ともに企業における働き方改革をけん引し、生産性向上に貢献していきたい」と話している。