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東京のアンドパッド社と工務店のDX化支援で協業 安心計画


週刊経済2021年12月7日発行

自社ソフトとアンド社クラウドのデータ連携

住宅メーカーや工務店向けの営業支援ソフトを開発、販売する安心計画㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、小山田隆広社長)は11月8日、建設業向けのクラウドサービスを展開する㈱アンドパッド(東京都千代田区、稲田武夫社長)と工務店のDX(デジタル変革)化支援に関して協業を始めた。
建設業界のデジタル化を推進するアンドパッドの建設DXプラットフォーム「ANDPADアプリマーケット」に参画するもの。工務店やハウスメーカーに両社サービスを利用する共通ユーザーが多かったことからデータ連携を進め、既存顧客の業務効率化と生産性向上を図る。安心計画が提供する自動積算機能を持つ3DプレゼンCAD「ウォークインホーム・プラス」と、それに連動する住宅見積りシステム「カンタン見積計画」、アンドパッド社のクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」がデータを連携。サービス導入企業に対してプレゼン、設計、積算、見積りに加え、実行予算の管理、受発注や支払いまで建築・建設に関わる業務の効率化をワンストップで提供することが可能になった。同社では「多様なITサービスが展開されている中で、今後も建築、建設に関わる他社サービスとのデータ連携を検討している」と話している。