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来期は福岡、関東地区に出店   アペックスフーズ   出店エリアの広域化を本格化


 ラーメン店「龍の家(たつのや)」チェーンの株式会社アペックスフーズ(久留米市小頭町4丁目、梶原龍太社長)は、来期、福岡、関東地区に出店する。
 出店エリアの広域化を本格化するもので、すでに、福岡地区では敷地面積約1,100平方メートル、建物面積約165平方メートルの郊外型店舗を条件に、地域を絞った物色を開始しているほか、関東地区でも今年3月に出店した九州外初の店舗となる浜松店(静岡県浜松市)を足掛かりに、郊外型を最優先した物件リサーチに着手している。
 梶原社長は「初出店地域もあり準備はこれまで以上に慎重に進めていくが、10月までには出店場所を確定させたい」と話している。

 10月下旬めどに熊本3号店をオープン

 また同社は、10月下旬をめどに熊本市桜木町に熊本3号店目のラーメン店「龍の家 桜木店」(仮称)を出店する。
 熊本県内では2004年12月オープンの「龍の家ワシントン通り店」(熊本市下通り2丁目)、今年4月15日オープンの「ワンダーシティ南熊本店」(同市九品寺6丁目)に続く店舗。場所は通称第2空港線沿いの益城熊本I・Cそばで、同社が賃借した約3630平方メートルの敷地に、別の飲食店と共同で出店する。建築面積は165~180平方メートルを予定しており、将来的には同敷地内に製麺工場の併設も計画しているという。
 同社は1999年5月にレンタルビデオ店などを展開する株式会社アペックスの外食部門として設立、資本金は1,000万円、05年10月期の売上高は3億6,944万円、従業員数は16人。
 梶原副社長は久留米市出身、72年2月6日生まれの34歳、九州産業大学商学部商学科卒。99年5月の会社設立と同時に副社長に就任し、今年4月1日付で社長に昇格。趣味はビデオ鑑賞、ドライブ。1号店「龍の家上津店」開業前には半年間「一風堂」の河原成美社長の下で修業した経歴を持つ。