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来春に大学院開設を計画   筑紫女学園   学園では初の男女共学に


 学校法人筑紫女学園(太宰府市石坂2丁目、井浦順爾理事長)は、07年4月に筑紫女学園大学大学院・人間科学研究科、人間科学専攻修士課程の開設を計画している。
 言語・文化・異文化コミュニケーション、また福祉・心理といった多面的な視点から、人間・社会支援に貢献できる人材育成を目指すことを目的に、6月30日に文部科学省に設置申請したもの。11月下旬に認可が下り次第、学生募集を開始する。
 予定定員は10人。対象は同大学・他大学の卒業生をはじめ、留学生、社会人で、特に昨今の社会人ニーズの高まり受け、同学園としては初めて男女共学制を採用する。小山一行筑紫女学園大学・短期大学部学長は「学際的な大学院として門戸を広げ、幅広い分野から学生を受け入れていきたい」と話している。
 同学園は1907(明治40)年創設。仏教女学校として筑紫女学園大学、同短期大学部のほか、筑紫女学園高等学校、筑紫女学園中学・高等学校、筑紫女学園大学短期大学部附属幼稚園の5つの教育機関を運営。筑紫女学園大学は88年に、同短期大学部は65年にそれぞれ開学している。