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来年4月、博多駅前2丁目に14階建て新ホテル  JR九州都市開発    新業態「ブラッサム」2店舗目


 九州旅客鉄道株式会社(JR九州)の子会社でホテル運営のジェイアール九州都市開発株式会社(福岡市博多区博多駅東1丁目、小濱和彦社長)は来年4月、同区博多駅前2丁目に地上14階建ての「JR九州ホテル ブラッサム博多中央」を出店する。
  賑わいのあるまちづくりの一端を担うとともに、福岡・博多への滞在客に加え、九州各地への旅行客の旅の起点となるホテルを目指す。プレミアムクラスの宿泊主体型ホテルと位置付ける「ブラッサム」ブランドでは、昨年7月にリニューアルオープンした「ブラッサム福岡」に続く2店舗目(発表ベースでは、14年春に東京・新宿にも出店を計画)。場所は福岡センタービルの西側、通称・はかた駅前通り沿い、博多駅博多口から徒歩2分に立地。敷地面積は約1100平方m、延べ床面積は約8800平方m(土地建物は七洋物産株式会社所有)。客室数は247室で、うち約6割をツインルーム(25平方m、129室)が占め、このほかダブルルーム(19~20平方m)が66室、デラックスツイン(29平方m)とデラックスダブル(23平方m)がともに22室、エグゼクティブツイン(29平方m)とエグゼクティブダブル(23平方m)がともに4室で構成。
 ブラッサム福岡と同様にオフホワイトとグレーを基調としたスタイリッシュな外観で、はかた駅前通り側のシンボリックな庇と1階レストランのガラス壁で明るさと華やかさを演出。レストランでは食の宝庫・九州の味を朝・昼・夜のフルタイムで提供する。 同社では売上高7億円を見込んでいる。
 同社は1999年4月設立、同6月開業。資本金4億円でJR九州の百%出資。従業員126人(昨年9月現在)。宿泊特化型ホテルを福岡、長崎、熊本、鹿児島、小倉、宮崎に展開するほか、05年10月に屋久島にリゾート型ホテル「JRホテル屋久島」を開業。昨年3月期の売上高は18億4千万円。