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来年1月に九州計装エンジニアリングと合併新会社  キューキ    社名は「九州テクノシステムズ株式会社」に


 九州電力グループで電力量計や配電用制御機器などを製造する株式会社キューキ(福岡市南区清水4丁目19番、小山一民社長)は、来年1月1付で同グループの電力量計類の製造、整備、管理の九州計装エンジニアリング株式会社(同4丁目18番、野々口稔社長)と合併し、社名を「九電テクノシステムズ株式会社」に変更する。
 電力各社で使用状況を把握できる通信機能などを活用した低圧新型電子メーターを導入する動きが高まる中、グループ内で事業領域が重なる2社が合併し、計器事業環境の変化や配電ネットワークの高度化に対応する。対等合併だが、手続き上キューキが存続会社で、本店はキューキ本社に置く。資本金は3億2722万円。従業員約7百人。売上高は約160億円。九州電力の出資比率は81・4%。九州電力では「計器関連事業で効率的な体制を整備して事業拡大を図るとともに、電力系統のスマート化に貢献できるよう持続的な成長を目指す」と話している。
 キューキは1960年7月設立、資本金3億5百万円。従業員425人。2010年度の売上高は108億円。九州計装エンジニアリングは1952年1月設立、資本金2222万円。従業員354人。2010年度の売上高は63億円。