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来年夏、福岡市東区にブルーベリー農園開業へ FORWORKS


週刊経済2026年1月28日発行号

スマート農業に参入

三好不動産グループで不動産管理のBPO事業を手掛る㈱FORWORKS(フォーワークス・福岡市中央区天神4丁目、伊瀬知晃社長)は、スマート農業に参入し、2027年夏めどに同市東区名子にブルーベリー農園を開業する。

社員の発案で耕作放棄地を活用したプロジェクトを立ち上げ、昨年から農園開発に着手。3年間有効活用されず資産が硬直化していた耕作放棄地、約6千㎡、所有者と共同で運営を開始するもの。場所は県道546号、名子西交差点東側。農園サポート事業者から指導を受けて、昨年8月に農園が完成。農園にはブルーベリー50品種、850個の栽培ポットを設置。ポットには土の代わりとなるアクアフォームや木材チップを入れ、養液ホースを設置したほか、灌水(かんすい)施設を新設して液肥コントローラーやタイマーによる水散布で効率的な栽培を実現する。1ポットで5~7㎏のブルーベリーが収穫できるといい、収穫時期の6~8月に合わせて「ベリーズパーク名子」を開業する計画。

農園は三好不動産グループの福利厚生やイベントの一環として活用するほか、将来的には法人化を視野に障害者雇用や6次産業化を目指す。伊瀬知社長は「異業種参入ではあるが、耕作放棄地の活用を促進し、オーナー所有の土地の悩みを解決するといった点で既存事業との親和性がある。これに加えて農業従事者の高齢化による後継者不足解消という社会課題の解決につながれば」と話している。