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札幌市の冷凍冷蔵倉庫が完成 福岡運輸ホールディングス


週刊経済2025年8月27日発行号

延べ床面積は1万2630㎡

㈱福岡運輸ホールディングス(福岡市博多区空港前2丁目、富永泰輔社長)傘下の札幌定温運輸㈱(札幌市西区、浦田昭蔵社長)が同所に建設していた本社および冷凍冷蔵倉庫が7月6日に完成した。北海道内グループ3カ所目。

場所はJR函館本線「発寒駅」北側。鉄筋(S)造り2階・塔屋1階建てで、敷地面積は1万8990㎡、延べ床面積は1万26300㎡、温度帯はマイナス25℃~5℃。冷凍自動倉庫(2423パレット)を導入し、旧石狩営業所のセンター機能を統合したことで、道内外の輸送業務を集約して輸送効率を向上する。札幌定温運輸が運営する冷凍冷蔵倉庫としては2013年の帯広営業所以来、10年ぶりの新築冷蔵庫で、同社本社事務所の本社屋も兼ねる。

同社では「CO2冷凍機を採用した環境配慮型の冷凍冷蔵庫。DXも推進することにより、作業効率の改善も図り、これまで以上に質の高い物流サービスを提供していく」と話している。