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本部を大手門のFFG本社ビルに移転 福岡銀行 7000人が移動
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福岡銀行(福岡市中央区天神2丁目、谷正明頭取)は、6月16日に本部を同市中央区大手門1丁目のふくおかファイナンシャルグループ本社ビルに移転した。
5月末に完成した同ビルに移転したもので、場所は通称・明治通りと昭和通りに面した福岡家庭裁判所西向かい。株式会社ふくおかフィナンシャルグループの本社も移転し、両社合わせた人員約700人が移動した。同ビルは、07年10月から総工費110億円をかけて建設していたもの。地下1階地上13階建てで、高さは86m。敷地面積は4108平方mで、延べ床面積は2万7726平方m。地階はエントランスと78台収容の駐車場。1階部分は15mの吹き抜けになっており、約3000平方mのパブリックガーデンとエントランス、ATMコーナー、駐輪場。中2階に機械室と駐輪場を設け、2階が625席の大講堂。3階が大小27室の会議応接室。4~12階が執務フロアで、13階が99席のラウンジを含む286席の食堂になっている。建物は免震構造で、太陽光発電などを採り入れた環境配慮型のオフィスビルになっており、屋上にはヘリポートを設置している。なお、移転後の本店ビルは、1~4階に店舗を含む同行の本店営業部が入り、5~9階にグループ会社のオフィスが入居する予定になっている。