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本社隣接の第2本社ビルは来年6月完成 正晃ホールディングス
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週刊経済2025年10月1日発行号
総工費は約13億円
総合試薬ディーラー最大手・正晃㈱を中核とする正晃ホールディングス㈱(福岡市東区松島3丁目、印正俊社長)が、総工費約13億円をかけて本社隣に建設している5階建ての第2本社ビルは来年6月に完成する。
企業規模の拡大に伴い現本社ビルが手狭になってきたのに加え、福岡物流センターの本格稼働(2019年)により、福岡第一・第二営業所のストック・ポイント(物流中継倉庫)として利用している本社隣の倉庫に余裕が出てきたことから建て替ているもので、延べ床面積は8032㎡。低層階は福岡第一・第二営業所の取扱商材を中心とした大型倉庫機能となり、近くにある福岡物流センターと連携することで北部九州エリアでのストックポイントとしても活用していく。3~4階の事務所スペースには営業部門と総務・管理部門が移る。各フロアは現本社ビルと連絡通路で結ばれ業務効率化を図る。
また、新ビル完成後には既存の本社ビルの改修にとりかかる。1階の福岡第二営業所は新本社ビルに移り、事務所スペースをリニューアルしてリフレッシュスペースと応接・商談スペースに一新。福利厚生スペースの充実とともに、来客対応を1階部分に限定することでセキュリティ機能をアップする。

