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本社横に浄水膜の洗浄工場を建設へ ゼオライト


週刊経済2023年12月19日発行号

約2億7千万円投じ

水処理プラント設計・施工業のゼオライト㈱(福岡市博多区那珂5丁目、嶋村謙志社長)は、本社工場(同所)の一部を建替え、浄水膜の洗浄工場を建設する。投資額は約2億7千万円で、来年1月中の着工、同年7月の完成を目指す。
事業再構築補助金4千万円を活用して事業を進めるもので、好調な排水リサイクル事業を背景に、膜の洗浄事業も新たな柱に位置付け、自社だけでなく他社の膜洗浄も受託し収益拡大を目指す。
工場は本社西側の組み立て工場の跡地を活用。延べ床面積は約509㎡で、最大で年間5千本の膜洗浄と性能試験に対応する。
嶋村社長は「排水リサイクル事業の推進とともに、浄水膜の再利用も促進させることで、循環型社会の貢献に向けた事業基盤の構築を加速させたい」と話している。