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本社敷地内に物流倉庫を新設 やますえ


週刊経済2021年6月1日発行

総事業費2500万円

明太子メーカーの㈱やますえ(糸島市多久、馬場孝志社長)は本社工場敷地内に物流倉庫を新設する。9月をめどに着工、11月上旬の完成を予定している。総事業費は2500万円。
卸売り事業の一環として、主に福岡都市圏を対象とした配送業務が好調のため、野菜、魚を保管し出荷する場所が手狭となっていたことから新設するもの。平屋建てで建築面積は75㎡。倉庫は冷凍、冷蔵、常温に加え食材の加工スペースを設ける。現在は本社工場で保管できないものはトラックの保冷庫などで代用している状況。また3年後には隣接地に約1655㎡の倉庫建設を計画している。
馬場社長は「地域商社となるため、農家さんの思いを世に伝えていきながら、糸島のモノの価値を高めていきたい。通販事業を強化し、海外輸出も検討している」と話している。
馬場社長は糸島市出身。1975年1月16日生まれの46歳。福岡舞鶴高校卒。趣味は仕事。
同社は1996年9月設立、資本金1500万円。従業員約80人。2021年2月期の売上高は約13億円。