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本社敷地内に新製品・サービスを展示商談する施設 九電テクノシステムズ


週刊経済2021年4月13日発行

木造2階建て、延べ床面積420㎡

電気機械器具製造・販売会社の九電テクノシステムズ㈱(福岡市南区清水4丁目、小野利喜社長)は4月26日、同所の本社敷地内に自社商品の展示施設「Q′s―LABO(キューズラボ)」を開設する。
既存製品・サービスの改良や改善、新商品開発などの環境を整備するもので、グループ企業外の一般顧客獲得に向けて自社商品を中心としたソリューション商材の展示商談を実施する。場所は、本店西エリア入り口北東隣の工場跡地で、敷地面積823㎡。木造2階建ての延べ床面積420㎡で、太陽光発電、蓄電システムを備えるなど低炭素な建屋が特徴。1階がスマートメーターや自動検針システムなどのメータリングソリューション、EV、PHV用充電器などのEVインフラソリューション、エネルギーマネジメントシステムや省エネ商材などのエネルギーサービスソリューションの各商材の展示、開発ブースで、2階には商談ルームや、セミナーなどのイベントを行う多目的ルームを設置した。駐車スペースは6台でEV、PHV用普通充電器3台と自社開発した複数台充電コントローラーを設置、一般のEVユーザーにも開放する。将来的には急速充電器や大容量充放電器などの設置も計画している。木庭智明ソリューション事業本部ソリューション営業グループ長は「実機の操作、検証を通じて、お客さまに満足いただける製品、サービスを創造する場にしたい」と話している。