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本店売場面積を増床  千鳥饅頭総本舗   席数は30席増の100席に


 和洋菓子・パン製造販売の株式会社千鳥饅頭総本舗(福岡市博多区上呉服町、原田光博社長)は、今年12月下旬をめどに本社本店の売り場面積を330平方メートルから380平方メートルに増床、リニューアルオープンする。
 これは本店の店舗面積を拡大することで、新規顧客層の獲得と本店舗イメージの刷新を図るもの。リニューアル後はテーブル席が70席から100席に増加。「千鳥屋本店」およびベーカリー事業部「スベンスカ」は従来通り営業を継続するが、今回のリニューアルで事務所面積を約50平方メートル縮小。それに伴い、外商部(13人体制)を糟屋郡新宮町の「セントラル工場」内に移転し、本店機能は営業部(12人体制)、総務部の2部門にスリム化する方針。
 同社では「近年、サラリーマンやOL層の立ち寄り需要が増加傾向にある。今回のリニューアルでランチや打ち合わせ空間として活用してもらいたい」と話している。
 同社は1630年(寛永7年)創業、97年8月設立。資本金は1,000万円、従業員数は320人。06年3月期の売上高は25億円。