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春吉3丁目にインバウンド向けのホテル  九州不動産管理センター


ホテル事業参入へ

事業用不動産売買の㈱九州不動産管理センター(福岡市中央区天神4丁目、大重勲社長)は、同区春吉3丁目にインバウンド客向けのホテルを建設している。完成は今年11月を目指す。
今年からホテル事業参入し、新規開発案件は初めて。名称は「春重(はるしげ) 1号館(仮称)」。場所は通称・国体道路の「春吉」交差点から100m南東側、敷地面積117㎡。建物は鉄骨造の8階建てで延べ床面積480㎡、建築面積70㎡。1階は受付やラウンジ。2〜8階が各階2室の総客室数14室(ツインのみ)。専有面積は21〜25㎡。建築のコンセプトは和モダンを演出し、1〜8階の外観は木の縦格子で覆うなど和の要素を採り入れる。客単価など詳細に関しては今後詰めていくという。完成後は関連会社の宿泊施設管理を手掛ける㈱KASANE(同所、大重文子社長)が運営する方針。大重社長は「春吉地区で着実に案件を進行させていきたい」と話している。
九州不動産管理センターは1998年12月設立。資本金1億円。従業員4人。2019年11月期の売上高は前期比15%増の42億円。
大重社長は大分県宇佐市出身。1942年12月25日生まれの77歳。長崎大学経済学部出身。趣味は仕事。

2020年1月7日発行