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春吉2丁目にIT活用宿泊施設の第3弾 リクリエ


8室、定員は最大41人

ホテルの企画や民泊運営・管理代行業の㈱リクリエ(福岡市博多区博多駅前4丁目、中西孝行社長)は12月1日、同市中央区春吉2丁目にIT活用宿泊施設をオープンした。
同社では2020年内にIT活用の宿泊施設・スマートホステルを全国50棟展開する計画を立てており、今回はその第3弾。
名称は「グランドベース博多春吉」。場所は交差点「住吉橋」北側。提携先の積水ハウスが施工した重量鉄骨造り4階建て。延べ床面積は約600㎡。全室訪日外国人に人気のメゾネットタイプで、部屋数は8室。1室最大7人宿泊できる部屋もあり、定員は41人(同伴の子供含む)。宿泊客はフロントに置いたタブレットで自動チェックインが可能で、入室時はスマートロックに暗証番号を入力し開錠する仕組み。客室には高速無線Wi―Fiのほか、4カ国語に対応したタブレット端末を備える。
同社では「今後もテクノロジーを生かした最大のおもてなしで、これまでのホテルとは一線を画した新たな宿泊スタイルを提供していきたい」と話している。
同社は2016年2月設立。資本金2000万円、従業員18人。宿泊施設・民泊物件「Airbnb」の運用代行をはじめ、ホテルの企画やIT技術を駆使した無人宿泊施設の全国展開を目指している。今年7月に積水ハウスと「最先端のIT技術を駆使した宿泊施設」に関する包括業務提携を締結し、第1弾として8月に同社施工の「トリップベース博多駅前」を、10月5日には第2弾として中央区春吉2丁目に大型の「グランドベース福岡」をオープンしている。

2018年12月11日発行