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春の町ランプと陣原オンランプは22年度内の供用へ 北九州国道事務所


週刊経済2021年6月1日発行

国道3号黒崎バイパス

北九州国道事務所は、国道3号黒崎バイパス(北九州市八幡西区陣原―同市八幡東区西本町)に建設中の春の町ランプと陣原オンランプは、2022(令和4)年度中に供用する見通しを明らかにした。
八幡東区に設置される春の町ランプはJR鹿児島本線と北九州都市高速道路を跨ぐ高架橋工事として整備され、高架を支える下部工工事が完了したことで、開通にめどが立った。同ランプの開通に合わせ、八幡西区側から東区側に乗り入れる陣原オンランプも供用する。
黒崎バイパスは2008(平成20)年10月に黒崎北―陣原が暫定2車線で開通以降、現道の国道3号、JR鹿児島本線と並行し、高架化による道路が整備されている。11年10月には黒崎方面から若松区方面に延びる県道・本城熊手線と接続する八幡西区の皇后崎ランプ(出口)、12年3月には皇后崎ランプ(入口)がそれぞれ供用し、八幡東区の前田ランプまでの2・9キロが4車線で開通、12年9月には前田から北九州都市高速・東田ランプまでの1・5キロが開通したことで、北九州都市高速と接続した。春の町ランプの完成で延長5・8キロすべての区間が開通することになる。