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明太子風味おこしを発売  ふくや


明太子使用のお菓子シリーズの第3弾

辛子明太子メーカーの㈱ふくや(福岡市博多区中洲2丁目、川原武浩社長)は1月10日、おこしに明太子の調味液を練り込んだ新商品を発売した。
長崎県諫早市の老舗菓子店・㈲杉谷本舗(杉谷徳隆社長)との協業商品で、商品名は「博多中洲明太菓子 寿(とし)おこし」。価格は1015円(税込)、販売チャネルはふくや直営店や通販(ネット)、卸販売。おこしは諫早の伝統菓子で「身を興し、名を興し、家を興し」と、縁起の良い菓子として進物に重宝されている。新商品のデザインには「おめでたい」鯛をモチーフに、ラベルの中にかくれふくやの文字が仕込んである。同社では「日常のちょっとしたお祝いやプレゼントにお渡しできるような気持ちが伝わる一品」としている。
ふくやでは、明太子パウダーを使ったお菓子を通じて博多の味をたしなむ菓子シリーズ「はかたいむ」を展開しており、これまでに「すずめの卵」と「かめの子」を発売。今回の「寿(とし)おこし」がシリーズ第3弾。

2020年1月21日発行