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日本船舶郵便輸送協議会長に就任   九州郵船の竹永社長    任期は2年


 旅客定期船運航、郵便事業・九州郵船株式会社(福岡市博多区神屋町)の竹永健二郎社長は、11月1日付で日本船舶郵便輸送協議会の会長に就任した。
 広島市で開かれた総会で決まったもので、同日付で九州船舶郵便輸送協議会長にも就任。会員は九州の業者が多いため、会長は九州から選ばれることが多いが、同社からは初の就任となった。任期は2年。竹永会長は、1936年8月8日生まれの71歳。福岡市早良区出身で、関西大学商学部卒。59年同社に入社し、運輸課長、営業副部長を経て、91年7月営業部長。92年6月取締役就任。96年6月常務を経て、02年6月に社長に就任した。趣味はゴルフ。同協議会は、郵便事業株式会社から業務委託を受けている定期船運航業者で組織する任意団体。1972年に発足し、会員は全国で32社。同会長は「今年10月の郵政民営化もあり、規制緩和が進む中でさらなる合理化、サービス向上が求められている。燃料費の高騰など経営を取り巻く環境は一段と厳しいが、郵便を心待ちにしているエンドユーザーのために、より早く確実に配送できるように努めたい」と話している。同協議会の新役員は次の通り。
 ▼会長 竹永健二郎▼副会長 芸予観光フェリー株式会社社長赤尾宣宏、東海汽船株式会社社長清水賢一、隠岐汽船株式会社代表取締役木下典久▼理事 三洋汽船株式会社代表取締役天野雄二郎、中島汽船株式会社代表取締役一色昭造、本島汽船株式会社代表取締役吉田稔、マルエーフェリー株式会社社長有村和晃、マリックスライン株式会社社長岩男直哉、甑島商船株式会社代表取締役専務伊藤羊一▼監事 五島旅客船株式会社社長安田佐吉