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既存店は0・3%増で5カ月ぶり増加  7月九州内スーパー販売    衣料品が40カ月ぶりに前年超え


 11年7月の九州内スーパー販売額(速報値)は898億円で、前年同月から46店舗増の全店ベース(426店舗)では前年同月比2・9%増と2カ月連続で増加した。過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースでも同0・3%増と5カ月ぶりに増加した。
 衣料品では涼感寝具に動きがみられたほか、暑さ対策関連商品や夏物衣料品に動きがみられ40カ月ぶりに前年を上回った。商品項目別では「衣料品」が151億円で同0・8%増、「飲食料品」が481億円で同2・8%増、「その他」が265億円で同4・3%増。過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースでは「その他」以外の2項目は前年を上回った。九州内スーパーは従業員数が50人以上、売り場面積の50%以上にセルフサービスを採用している商店が対象。(速報値の数値は、データの追加・修正などにより異なる)