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新規出店効果などで上期は増収増益  ミスターマックス    通期も3店出店で増収増益見込む


 大手ディスカウントストア、株式会社ミスターマックス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)の2012年3月期の中間決算は、売上高が前年同期比5・4%増の538億59百万円、経常利益が105・7%増の5億52百万円で増収増益だった。
 前期中に4店舗と当上期累計期間中に2店舗が開店したことに加え、粗利率の高いLED電球などの販売が好調だったことなどから売上高は順伸した。エリア別売上高は3店舗純増した九州ブロック(297億円、2・8%増)と2店舗を新規出店した関東ブロック(130億円、19・4%増)は堅調だったが、新規出店がなかった中国ブロック(86億円、1・9%減)が苦戦した。経費面では物流費や広告宣伝費を抑制し経常利益が大幅に伸びた。
 通期では5月に京王堀之内店(東京都八王子市)、6月に姪浜店(福岡市西区)がオープンし、さらに12月に取手店(茨城県取手市)を新規出店することから売上高は1075億円(3・4%増)、経常利益は10億円(57・9%増)の増収増益を見込んでいる。