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新若戸道路2・3キロが開通  国土交通省など    若戸大橋の渋滞緩和に期待


 国土交通省九州地方整備局北九州港湾・空港整備事務所(九州市門司区西海岸1丁目)が若松区から戸畑区にかけて整備中の新若戸道路(若戸トンネル)が9月15日、全線開通した。
 同道路は戸畑区と若松区を結ぶ若戸大橋の渋滞の緩和や、響灘地区と小倉方面とのスムーズな交通アクセスの確保を目的に2001年に着工。整備は戸畑区新池3丁目から若松区北浜1丁目までの約2・3キロ区間で、海上部分約0・6キロは九州初となる沈埋(ちんまい)トンネル方式を採用している。同事務所は整備後の効果として、若戸大橋の交通渋滞の緩和のほか、臨海部からの移動距離、時間の短縮や、一般交通と産業交通の分離などを挙げている。
 当日は同市若松区北浜1丁目、若戸トンネル若松川入口にて開通式典を開催。テープカットのほか、通り初めが執り行われた。