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新物流センターが6月完成、8月から本格稼働 正晃


総事業費は約20億円

総合試薬ディーラー最大手・正晃㈱(福岡市東区松島3丁目、印正哉社長)が、約20億円をかけて同区多の津1丁目に建設している2階建て物流センターが6月に完成し、8月から本格稼働する。
名称は「正晃物流センター」。場所は本社に近い福岡流通センター内の「多の津1丁目交差点」の東側、㈱サカタのタネ九州支店跡地で、敷地面積は4680㎡、延べ床面積は約4000㎡。主に大学や企業の研究機関、および医療機関向けの一般試薬や臨床検査薬等の物流施設として冷凍、冷蔵、定温の保管スペースを備えるとともに、コンピュータ管理による自動搬出入システムを導入。また近年多発する自然災害に備え免震設備や非常用予備電源を設置するなど、商品の品質管理・配送の効率化を図る。これまで一部で物流センターの役割を担ってきた本社倉庫は、福岡営業所の倉庫として活用する。
同社は今年10月17日、福岡市のホテル日航福岡で「創業70周年記念祝賀会」を開催するが、祝賀会前に新物流センターの見学会も予定している。

2019年5月14日発行