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新業態の居酒屋「風豚」を本社ビルにオープン リズム食品 年商7500万円を見込む


 ラーメン店「風風ラーメン」などを展開するリズム食品株式会社(北九州市小倉北区鍛冶町二丁目、中山茂社長)は九月十八日、同社初の居酒屋「風豚(プートン)」を本社ビル一階に出店した。
 これは事業多角化として、ラーメン店以外の業態で出店するもので、一昨年に同じく本社ビル二階に出店した韓国料理「コリアンキッチン」に次ぐ新業態となる。「コリアンキッチン」同様に、当面は直営一店舗のみでマーケティングを進め、状況をみてFC展開も視野に多店舗化を進めていく計画。中山社長は「他業態との併営は従業員にとって刺激になる」として、今後も他業態の開拓及び多店舗展開を積極的に検討していく方針。
 居酒屋「風豚」は、ホルモン焼きをメーンとした居酒屋としてオープンする。場所は本社ビル一階にあるとんこつラーメン店「桜吹雪が風に舞う」の向かって右隣。店舗面積は約五十六平方メートルで、客席数は二十四席。オープン当初は七~八人のスタッフで運営する。月商六百万円、オープンからの一年間は七千二百万円の売り上げを見込んでいる。
 同社は一九五九年八月創業、九五年六月設立、資本金二千万円、従業員数四十八人、二〇〇三年三月期の売上高は前期比一三%増の十九億四千三百万円、経常利益は同二・一九倍の五千九百六十万円。ラーメン店 は主力の「風風ラーメン」と、とんこつ専門の「桜吹雪が風に舞う」の二形態で、直営店を福岡八店、東京五店、FC店を九州九店、関西・中部三十七店、関東十九店、他九店、中国・上海一店を展開している。

2003.09.09 発行 週刊経済より