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新本店ビル「西日本シティビル」が3月末完成 西日本シティ銀行
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週刊経済2026年4月15日発行号
今年夏ごろに開業予定
㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前1丁目、村上英之頭取)が新本店ビル{西日本シティビル}が3月31日に完成し、竣工(しゅんこう)式を4月3日に開催した。今年夏ごろに開業予定。
同行は博多駅の活力と賑わいをさらに周辺につなげていく福岡市の施策「博多コネクティッド」に賛同し、老朽化した同行の本店本館ビルを建て替える方針を2019年に決定、地場大手デベロッパーの福岡地所㈱(同区住吉1丁目、榎本一郎社長)と開発を進めていた。博多駅と地下で直結する新本店ビルは、2階に西日本シティ銀行と㈱西日本シティTT証券の本店営業部、3階から9階一部に㈱西日本フィナンシャルホールディングス(以下西日本FH)や同行、西日本FHのグループ会社(一部)の本社機能、9階一部から 13階にオフィステナント、1階と地下1階に九州初出店となる飲食店など5店舗、地下2階に地域の文化交流を促進する「NCBホール」を配置する複合ビル。敷地内にはさまざまなイベントに対応可能な大規模立体広場「コネクティッドコア」、明治公園へとつながる花や緑のプロムナードを設けるとともに、ベンチやアートを配置し、広場と一体となった歩行空間を整備するなど、博多駅周辺の賑わいを周辺に伝える「回遊のハブ」として新たなランドマークを目指す。
同ビルは敷地面積が約5230㎡。地上14階、地下4階建てで、延べ床面積が約7万5700㎡に及び、旧本店ビルの約2・9倍の規模。内外装のデザインは、国際オリンピック委員会本部などのデザイン実績を持つ、デンマークを拠点とする国際的な建築デザイン事務所「3XNアーキテクツ」が日本国内初の建築物として手掛けた。波を打つようにジグザグとした外壁は、南方向を壁、北方向をガラス面とすることで光と眺望をやさしく取り込み、街に開かれたデザインを形作っている。耐震性能として免震構造(地下3階柱頭免震)を採用するほか、先進的な環境配慮技術を積極的に採用。特に代表的な環境認証として取得した「ZEB Ready」認証(事務所用途の部分評価)のオフィスビル部門においては、全国で3番目の延べ床面積で、西日本では最大規模。WELL認証やLEED認証など、健康促進や快適性向上に寄与する認証も取得予定のほか、省エネルギー技術や水資源の有効活用、緑化施策を通じて、持続可能な建物を目指す。

