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新店と増床・改装効果で増収増益  マックスバリュ九州    今期年商1,000億円目指す


 九州内でスーパーマーケットを展開する、イオングループのマックスバリュ九州株式会社(福岡市博多区博多駅東3丁目、坂野邦雄社長)の07年2月期決算は、売上高が916億3,800万円で前期比7.8%増、経常利益が16億9,100万円で同22.0%増の増収増益となった。
 前期は、新店舗7店に加え、3店舗の増床、3店舗の改装を実施し、増収となった。一方、閉店は4店舗で、前々期の11店舗、前期の7店舗より減少したことで閉店にかかる費用負担も減り、大幅な増益となった。同社では今期「売上高1,000億円、100店舗」の達成を掲げているが、坂野社長は「達成できるかどうか微妙だが、来期以降は新たな数値目標を設定して取り組む」と話している。今期の出店に関しては10店舗を目標としている。
 同社は02年3月設立、資本金は9億2,940万円、従業員数は812人、倒産した壽屋(熊本市)から食品スーパー「くらし館」35店舗を引き継ぎ、03年にはグループの株式会社ハロー(佐賀市)、西九州ウェルマート株式会社(長崎県佐世保市)と合併してスーパー「ハロー」、「アーガス」も合わせて運営、同年から新店舗「マックスバリュ」も24店舗出店している。現在の店舗数は95店舗。