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新宮町の「杜の宮」団地内に複合商業施設を開発  NTT西日本アセット・プランニング九州支店    総工費2億5千万円


 不動産事業を展開する株式会社NTT西日本アセット・プランニング九州支店(福岡市博多区博多駅前1丁目、橋本重彰取締役支店長)は今年11月、粕屋郡新宮町の住宅団地「ウェリスパーク新宮 杜の宮」に、総工費約2億5千万円をかけ、複合商業施設を着工する。完成は来年4月。
 不動産デベロッパーのNTT都市開発株式会社(東京都)が07年から開発している同団地の国道495号線沿いの一区画に建設する。同支店が県内で商業施設などの開発を手掛けるのは6カ所目。近隣住民をメーンターゲットに、スーパーマーケットのマックスバリュを核テナントに、クリニック、美容室などが入居する。敷地面積は約6千平方m、建築面積は約21百平方m。85台収容の駐車場、95台収容可能な駐輪場を設ける。同支店では、「『便利さ』『安心』など住民の希望に基づいたテナントを誘致した。地域の商業施設として、多くの住民に利用してもらいたい」と話している。
 「ウェリスパーク新宮 杜の宮」は旧NTT社宅跡地を利用した大規模な宅地開発。団地の総面積は約21万平方mで、総区画数は495区画。2010年に開業した新宮中央駅から徒歩6分の場所にあり、駅周辺で進む再開発地区と並ぶ人気の居住エリア。
 同支店では旧NTT社宅跡地を利用した土地開発を手掛けており、県内ではこれまでに福岡市東区和白に回転寿司店、筑紫野市に調剤薬局が入居する複合関連施設などを開発している。