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新宮町に新工場を建設 九州ペットフード 8月中旬から稼動


 ペットフードメーカーの九州ペットフード有限会社(福岡県古賀市青柳、岩田澄博社長)は、八月中旬の稼働をめどに糟屋郡新宮町に新工場を建設している。
 現在既存工場の生産量が限界に近く、工場が二つに分かれているため、生産量の増加と集約による効率化を図るもの。同社工場は主力製品であるペット用おやつのササミやジャーキー約三十アイテムを十五億円から十六億円規模で生産していたが、新工場では現在の一八〇%の生産規模になる予定。敷地面積は一万千五百五十平方メートル、建築面積は四千九百五 十平方メートルの平屋建て。場所は糟屋郡新宮町上府雨堤八十六―一、富士重工業駐車場跡地。生産ラインなどの設備は現工場から移設し、設備投資を抑え、パートを含む工場スタッフ九十五人も新工場に移る。
 岩田社長は「新工場での増産で流通するために十分な量を確保して、全国翌日配送ができる仕組みを確立したい」と話している。
 同社は一九九三年三月設立、資本金三千万円、売上高十四億七百八十万円、(〇一年九月期)、従業員三十七人。

2003.03.11 発行 週刊経済より