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新学期から「自信度診断シート」を導入 全教研


週刊経済2026年4月22日発行号

生徒の「自信」を数値化し個別指導に活用

学習塾大手の㈱全教研(福岡市中央区赤坂1丁目、堀口宏吉社長)は、2026年度の新学期より、生徒の自己肯定感や意欲を数値化する「自信度診断シート」を導入した。

従来の学力偏差値だけでなく、学習の原動力となる心理面を客観的に把握し、指導の最適化を図る。背景には、受験競争の中で結果のみを重視され、自信を失う生徒が増加している現状がある。在塾生への調査では約85%が「成果が見えることで自信がついた」と回答しており 、同社は「成績向上」と、そのプロセスにある「自信の醸成」を両立させる教育モデルの構築を進めていく。

「自信度診断シート」は、20の質問項目に対し生徒が4段階で回答する形式で、「挑戦」「努力」「自分を認める」「自己コントロール」の4指標を80点満点で算出する。各教室では、講師全員で診断結果を共有し、スコアの傾向に応じてスモールステップの学習サイクル構築やコーチングを用いたコミュニケーションなどの個別のサポートを行う。今後は同シートの活用により、保護者に対しても「学力数値」に加え、非認知能力にあたる「心の成長度」を報告できる体制を推進し、地域教育における新たな指導基準の確立を目指す。