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携帯電話を使った販売促進ツールを販売拡大 マルチメディアステーション 販売代理店も募集


 インターネット関連事業のマルチメディアステーション株式会社(福岡市中央区大名二丁目、柏修次社長)はこのほど、携帯電話を使った販売促進ツールの販売拡大および、販売代理店を募集している。
 これは、同社が飲食店やドラッグストア、レンタルビデオ店などに向けて昨年十月に完成させた商品で、名称は「モバイルポイントカード」。同様の店鋪では顧客囲い込みなどの販促ツールとして様々なポイントカードを利用しているが、今回同社が開発した商品はその機能を携帯電話に持たせると同時に、顧客情報をデータベース化してダイレクト メール送信などプロモーションや顧客ロイヤルティ向上を図ることができるという。また、普及拡大を目指して設定した月額三万円から(最低一年契約)という格安の利用料金も特徴で、これまでのポイントカードで必要とされてきた製作料、印刷料、入力作業などの大幅なコスト削減を可能とする。同社では同サービスの導入で企業開拓を図ると同時に、 販売代理店も募集している。
 柏社長は「データベースを活用することで、顧客ごとの販売履歴、販売動向、販売動機などを把握し、売上アップにつながる戦略が立てやすくなる」と話している。
 同社は一九九八年八月、資本金は二千三百万円、売上高は六千五百万 円、従業員数は六人。

2003.02.04 発行 週刊経済より