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搬送ロボットの新製品を発売 匠


週刊経済2022年1月12日発行

初年度販売目標は30台

自律型搬送ロボットメーカーの㈱匠(たくみ・福岡市中央区長浜2丁目、後藤元晴社長)は12月15日、搬送ロボットの新製品を発売した。
名称は「低床型1tAGV」。可搬重量は1トンで、前後左右、斜め、スピンターンで全方向への走行が可能。主に建設現場での資材運搬を想定している。ロボットのサイズは縦1050㎜、横900㎜、高さ160㎜(リフトアップ時210㎜)。重さは290㎏。価格は539万円(税込)で、初年度は30台の販売を目指す。同社では「ニーズの多い建設現場にとどまらず、より多くの資材を運搬できるよう各方面への導入を進めていく」と話している。
同社は2015年3月設立。資本金3億9510万円。決算期12月。従業員53人。