NEWS

  • 地域

拠点開設とコスト削減で経常益は過去最高に  グリーンクロス   売上高は16%増


 工事現場向け安全機材の販売、レンタルを手掛ける株式会社グリーンクロス(福岡市中央区小笹5丁目、久保孝二社長)の13年4月期第3四半期連結決算は、売上高が前年比16・0%増の57億4600万円、経常利益が同27・2%増の4億2800万円で増収増益だった。
 復興需要を背景に営業所を開設した東北地区、関東圏を中心に工事用標示板などの販売が好調で増収となった。利益面では物流機能の集約化でコスト削減を図り、効率的な提案型営業を推進した結果、経常益は過去最高、また営業利益は前年比28・5%増の4億3200万円となった。一方純利益は前年同期にあった特別利益の受取保険金がなくなったことと、投資有価証券評価損を特別損失として計上したことが影響し、7・7%減の2億2800万円となった。
 通期予想は、売上高が前年比6・4%増の72億1700万円、営業利益が3・1%増の5億100万円、経常利益が2・8%増の4億9700万円、当期純利益が12・8%減の2億7700万円を見込んでいる。