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投資用借上げ社宅開発、販売事業を開始  ウエックス    第1弾として大分県で7棟建設


 不動産開発、販売、仲介業の株式会社ウエックス(北九州市八幡西区筒井町、上木裕寿社長)は、このほど新たに投資用社宅開発、販売事業を開始した。
 これは、高い入居率、および安定した家賃収入が長期間見込める大手企業向けの借上げ社宅として展開していくもの。第1弾として大分県中津市内で社宅7棟を建設し、うち6棟が8月31日までに完成、残りの1棟も9月下旬には完成する。敷地面積は5,898平方m。物件は2階建てが6棟、3階建てが1棟で、構造はともに軽量鉄骨造スレート葺。延べ床面積は2,751平方m、総戸数は99戸で、間取りはすべて1Kタイプ、駐車場の収容台数は99台となっている。すでに同物件は、大手自動車メーカーが25年契約の一括で借り入れており、今後物件は完成後に投資家向けに販売する。販売価格は6億2,550万円、年間家賃収入は5,108万円で、表面利回りは8.17%。
 佐嘉田不動産事業部部長は「大手企業の社員が長期にわたって入居するため、投資家にとっては安定的な家賃収入が確保できるのがメリット。今後も北部九州に進出する自動車関連業者を主な対象に、借上げ住宅の開発を強化したい」と話している。
 同社は1993年8月設立。資本金は1,500万円。従業員数は12人。
 上木社長は、北九州市八幡西区出身。1971年8月27日生まれの36歳。福岡県立八幡工業高校中退。趣味は読書、ゴルフ。