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技術、経営に通じた高度IT人材を養成 NPO法人高度IT人材アカデミー 5月開校


 NPO法人「高度IT人材アカデミー」(福岡市西区姪浜駅南一丁目、本多敬吉理事長)は五月、昨年末にオープンした姪浜電気ビル内に、技術、経営に通じた高度IT人材の養成校を開校した。
 これは、技術、経営に通じた高度なIT人材を養成するもの。対象は企業でも管理職など中核となる人材で、全国及び東アジア地域などから初年度は二~三百人を受け入れる。四月から受講申し込みの受付を開始、五月から基幹エキスパート講座をスタート、七月には全講座を開講する。
 NPO法人「高度IT人材アカデミー」は、福岡県、福岡市が支援しており、地場企業では九州電力株式会社、学校法人麻生塾が参加、加えて外資系大手IT企業のサン・マイクロシステムズ株式会社、シスコシステムズ株式会社、日本オラクル株式会社のほか日本キャップジェミニ・アーンストアンドヤング株式会社が参加している。参加している外資系企業の技術は世界水準となってお り、サン・マイクロシステムズはオープンシステム構築、日本オラクルはデータベース、シスコシステムズはネットワーク技術などノウハウをそれぞれ提供する。初期費用は約十億円で、今年度補正予算で国が四億五千万円の補助金を出すことが決まっている。

2003.03.18 発行 週刊経済より