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愛媛県伊方町に風力発電所を計画 西部ガスグループのエネ・シード


九州域外では初の展開

西部ガスグループの再生エネルギー事業会社、エネ・シード㈱(福岡市博多区千代1丁目、有吉雅英社長)は、愛媛県伊方町に風力発電所の建設を計画している。
同グループでは初の九州域外での再生可能エネルギー事業の展開で、名称は「エネ・シード伊方風力発電所(仮称)」。場所は佐多岬半島の高台の同町高茂地区で、今後必要な許認可を取得の上、2020年7月頃に着工、同年12月頃に運転を開始する予定。風力発電設備3基で、合計出力は約7000kW。年間発電量は約1500万kW(一般家庭約4000戸分)。
西部ガスグループは2012年4月にエネ・シードを設立し、福岡県や長崎県で太陽光発電所7カ所、北九州市で風力発電所1カ所を運営し再生エネルギー事業に取り組んでいる。同グループでは「今後も天然ガスの普及拡大を図るとともに、再生可能エネルギーの普及にも努めて、低炭素社会の実現に貢献していく」と話している。

2019年9月25日発行