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志免町の新工場に来年1月本社移転 オオサカネーム


投資額15億円

サイン看板製造の㈱オオサカネーム(井手隆二社長)は来年1月1日、福岡市東区社領から糟屋郡志免町別府西1丁目に本社を移転する。

15億円かけて建設していた本社兼新工場が11月3日に完成。年末にかけて移転の準備を進め、来年1月に工場を稼働させる。新本社は亀山工業団地の三鋼販西日本㈱福岡支店(旧三井物産鋼材販売西日本福岡支店)跡地に建設。敷地面積は現状の3倍となる1万㎡。S造2階建てで、延べ床面積は4000㎡。勤務する従業員数は130人。生産能力を1・2倍に引き上げることで受注に対応する。井手社長は「新工場には作業効率にとことんこだわった設備を導入しており、創業以来培ってきた経験と製造技術をさらに高めていきたい」と話している。

同社は1960年創業。80年設立。資本金は3500万円。従業員数は130人。売上高は17億円。井手社長は福岡市東区社領出身。68年5月31日生まれの49歳。西南学院高校—西南学院大学卒。西日本シティ銀行勤務を経て、97年8月同社入社。2010年12月に社長就任。趣味は読書、旅行。

2017年12月19日発行