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待機児童解消に向け糸島市と連携  企業主導型保育協会


行政との連携は初

福岡市内を中心とした保育施設などが加盟する「企業主導型保育協会」(福岡市中央区那の津2丁目、小津智一代表理事)は4月2日、糸島市と連携を結んだ。
同協会は、福岡市内で保育施設を運営する㈱オズ・カンパニー(同市博多区比恵町1丁目)の小津社長の呼びかけで今年2月に設立された。現在、福岡市内外にある企業主導型保育園25施設が加盟している。
糸島市への移住者増加や保育士不足で、待機児童が急増している同市。その対策として同協会と連携を結んだ。今後は糸島市を通じて同協会の情報を発信しながら認知度向上を図る。一方、市は協会を通じて多くの親が通勤する福岡市内の保育所を紹介するなどして連携を図る。同協会は、市が用意した会場で保護者対象の説明会を開き、企業主導型保育園の特徴などを発信していくという。小津代表理事は「保護者が安心して企業主導型保育園に預けられるよう認知度向上を図っていきたい」と話している。

2019年4月16日発行