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建設業界の課題を解決するコンソーシアム設立 else ifなど3社


週刊経済2023年11月28日発行号

障害者の就労機会創出

ソフトウェア開発などの㈱else if(エルスイフ、福岡市博多区千代4丁目、髙森啓二社長)と障害者就労支援の㈱カムラック(同、賀村研社長)、橋梁、構造物の設計、点検、診断などを手掛ける㈱Splice-Lab(スプライスラボ、同区住吉3丁目、片山英資社長)は11月18日、建設業界の課題を解決するコンソーシアムを設立した。
建設業の建設関連図面や書類作成業務、バックオフィス業務を受託し、障害者がその業務に携わることで、建設業界の人手不足解消と障害者の就業機会創出を図る。スプライスラボとエルスイフが建設業から案件を受託し、2社がカムラックグループ運営の就労継続支援A・B型事業所に作業を依頼。実践で通用する技術やスキルを習得した障害者が最終的に建設関連会社へ就職できる体制構築も目指す。名称は「Constructionカムラックコンソーシアム」。
else ifは2015年8月設立、資本金1千万円。カムラックは13年10月設立、資本金700万円。スプライスラボは17年創業、20年4月設立。資本金900万円。