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建機レンタル好調で収益とも2けた増の増収増益  南陽    経常は46%増の10億円超


 福岡市博多区博多駅前3丁目の機械商社・株式会社南陽(武内英一郎社長)の13年4~12月連結決算は、売上高が前期比10・1%増の221億1700万円、経常利益が同46%増の10億9100万円の増収増益となった。
 営業利益は58・3%増の11億1500万円、純利益は65・2%増の5億6400万円だった。建設機械事業では緊急経済対策で追加された公共工事や九州北部豪雨に伴う復旧工事の執行が本格化する中、需要が増え続けているレンタル用資産への設備投資を積極的に進めた。この結果、レンタル部門の売り上げが好調に推移したことに加え、販売部門の売り上げも増加。売上高は同25・4%増の100億6200万円で、セグメント利益は同2・58倍の9億2900万円と大幅に伸びた。一方、産業機器事業では設備投資案件の回復が遅れた結果、売上高は同0・4%減の117億5800万円、セグメント利益は同23・4%減の4億6800万円にとどまった。砕石事業の売上高は同16・6%増の2億9500万円、セグメント損失は1000万円(前年同期はセグメント損失1400万円)となった。
 同社は同第3四半期決算の状況を踏まえ、11月12日に上方修正した通期業績予想をさらに上方修正し、売上高が前年比18・6%増の325億円、経常利益が同80・1%増の16億円を見込んでいる。