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広島県福山市の小畠酒類販賣を子会社化 ヤマエグループHD
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週刊経済2025年8月20日発行号
創業以来80年、備後地区を商圏
九州最大手の独立系総合問屋、ヤマエ久野㈱を中核とするヤマエグループホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅東2丁目、網田日出人会長CEO)は9月1日、酒類・食料品などの仕入・販売、小畠酒類販賣㈱(広島県福山市南手城町2丁目、小林祐三代表取締役)の全発行済株式を取得し、子会社化する。
これは現中計で基本戦略の一つに掲げる「M&Aによる事業ポートフォリオの変革による事業多角化」の一環。小畠酒類販賣は1937年創業、61年6月設立。資本金1千万円。創業以来80年を超え広島・福山の地場卸として備後地区を商圏とし、全酒類・食品の流通に携わっている。また、備後の特産品を生かした日本酒・ワインなどの開発・販売も手掛けるほか、特約銘柄を複数有し、安定した商品供給機能を提供しているという。ヤマエグループHDでは株式取得で、グループの商品仕入れ強化と販売チャネルを通じた小畠酒類販賣のさらなる事業成長が図れると判断した。

