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広告収入減で2期連続の減収減益  RKB毎日放送    経常益は5期連続減収


 RKB毎日放送株式会社(福岡市早良区百道浜2丁目、永守良孝社長)の10年3月期連結決算は、売上高が241億13百万円で前期比7・4%減、経常利益が8億68百万円の同22・4%減で2期連続の減収減益となった。
 主力の放送事業収入はテレビ、ラジオの広告収入減で前年比5・9%減の157億46百万円に落ち込んだことに加え、システム関連事業収入や不動産事業収入も、それぞれ9・8%減の50億96百万円、6・5%減の13億38百万円と振るわず、2期連続の減収。利益面では、営業費用の経費削減などに努めたが、総収入の減少をカバーするには至らず5期連続の減益となった。
 今期は広告収入の先行き不透明感が依然続くと予想する一方、システム関連でのソフトウエア開発プロジェクトの管理強化で収益確保に努め、売上高は234億70百万円(前期比2・7%減)、経常利益は9億40百万円(同8・3%増)の減収増益を見込んでいる。