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年利1%の定期発売  福岡市農業協同組合    5月31日まで


 福岡市農業協同組合(福岡市中央区天神4丁目、倉光一雄組合長)は、5月31日までの期間限定で、団塊世代等の個人客を対象に、年利1%の定期貯金商品を発売した。
 これは、今年中に団塊の世代が一斉に定年を迎えることから、定年退職金を活用した資産運用の一環として、新規顧客確保を図るもの。名称は「スペシャル金利定期預金・春いちばん」。個人を契約対象に年利1.0%を設定、預入期間6カ月の自動継続(初回満期以降は、継続当日の店頭表示金利での継続)となる。一人あたりの預入金額は20万円から1,000万円まで。募集総額が30億円に達した時点で同サービスを終了する。同組合の自己資本比率は12.41%(06年3月現在)。同組合は同サービスで募集した30億円を今後の事業経営計画に伴う運用資金として活用する計画。
 同組合では「今後も組合員および地域の方々に安心かつ良質で高度な金融サービスを提供していきたい」と話している。
 同組合は1962年10月に発足。資本金は38億6,900万円。従業員数は507人、組合員数は2万3,357人。現在、支店を32店舗展開している。