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年内をめどにクウェートFC1号店を出店 ベスト電器 ドバイ・サウジアラビアにも計画
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地場家電量販大手の株式会社ベスト電器(福岡市博多区千代6丁目、濱田孝社長)は、8月をめどに中東・クウェートの家電販売会社とフランチャイズ(FC)契約を結び、年内に同国FC1号店を出店する。日本の家電販売業界で中東に進出するのは同社が初めて。
同社では現在、シンガポール9店舗、マレーシア11店舗、香港5店舗、台湾10店舗、インドネシア2店舗、ベトナムFC2店舗の直営37店舗、FC2店舗の計39店舗を展開しているが、今回、中東に初進出することで同国の富裕層をターゲットとした新規顧客の獲得および業容拡大を図るのが狙い。場所はクウェート市内で店舗面積は約2000平方m規模の小型店舗となる予定。主に薄型テレビを中心とするデジタル家電製品ほか、IT関連商品、携帯電話などの通信機器を取り扱う。同社では2010年2月期までにFC5店舗体制とするほか、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ、サウジアラビアへの出店も検討しているという。同社海外事業部では「中東は原油高の影響で経済成長が著しい魅力ある市場。今後5年間で海外売上高を前期440億円から1000億円まで伸ばしていきたい」と話している。

